診断医療器具;Medical Apparatus
膣鏡;クスコー氏膣鏡が正式名称で通称クスコ、英語ではSpeculumという。真鍮にクローム鍍金が施してあり子宮膣部、後膣円蓋、膣壁の観察に使用する。ssからLLまで大体5種類ある。耳鼻科でつかう鼻鏡、肛門科で使う肛門鏡と同等の構造で大きさから言って兄貴、いや姐貴分にあたる。内側が鏡状になっているので奥深いところを鮮明に観察することができる。
内診台;産婦人科独特のもので外陰部及び内性器(子宮、卵巣)を視診、触診するときに使用する。
羞恥心を軽減するため腹部にカーテンがあり医師と患者が目をあわさないように工夫したり、普通の椅子にすわると電動で倒れて足を開いて内診台に変身するものもある。足を載せる台は写真のように日本では固定式のものが多いが米国では吊り輪状の輪に膝を通してぶらさげるものが多い。体格の個人差が大きいからかと思われる。J.フォスター主演の告発の行方という映画に米国独特の内診台がでてくるのでご存じのかたもいらっしゃるのではないかとおもう。この内診台があるために産婦人科受診をためらわれている女性が多いのではないかとおもう。われわれ医療従事者もカーテンのこちら側の業務上の会話が患者さんにとんでもない誤解をよぶことがあるので充分注意しなくてはならない。鉄則としては患者さんが男女を問わず性器をだしているとき、ハゲ頭をだしているときの笑い声、ヒソヒソ話は関係がなくても自分のことが言われていると誤解されることがあるので注意しなくてはならない。
拑子(かんし);手術、処置、診察のときに臓器の一部を牽引する器具を総称して拑子という。写真は子宮膣部を牽引する塚原拑子である。


超音波断層装置;3.5-10Mhzの周波数の超音波を照射し組織の硬度、密度の違いによって反射率がちがうのを利用して反射波を解析し画像に変換する装置である。放射線をださないので妊婦や胎児の観察に適しておりまた動画をリアルタイムに観察できるので心臓や胎児の観察に不可欠の機械である。ここに示した胎児の写真はなんと小生の長女長男の出生まえのたいへん珍しい記念写真である。
妊娠7週時現在7歳の長男です。

妊娠8週時現在8歳の長女で各部の名称入です。

おなじく長女の26週時の心臓の記念写真です。

経腹、経膣プローブの見え方の違いに注目
